サービス 導入事例 ニュース JMCリスクソリューションズ 会社情報 お問い合わせ

Home導入事例株式会社ジャパン・サービス

導入事例

ISO27001/ISMS/BS7799 導入事例

株式会社ジャパン・サービス(東京都品川区)_ISO20000
 企業のIT活用全般から業務改革などのコンサルティング、SI、システム運用保守、インフラ・ネットワークの構築・運用、各種ソフトウェア開発など、幅広い守備範囲でさまざまなITサービスを展開する、ジャパン・サービス。1973年の創業以来、「Software into the future/ソフトウェアをもって未来を切り開く」をモットーに、一貫して多種多様なソフトウェアの設計・開発に取り組んで実力を育み、1989年には日本酸素株式会社(現・大陽日酸株式会社)の資本参加を受け、産業ガス分野における業務システム開発を強化。この分野での日本一を目指して、現在、着実に歩を進めています。最近では、永年培ってきたソフト設計・開発力、ソフト評価技術をベースに健康診断などの医療分野にも注力。ますます守備範囲を拡げています。
 そんな同社が、特殊ガス製造工場向け生産管理システムの「JEFIS」の運用保守サービスを対象領域に定め、ITサービスマネジメント(ITSM)に関する国際規格「ISO20000」の取得に乗り出したのは、2007年2月のこと。「顧客に対し自社サービスの安心感をより高めるため、そしてさらなる受注拡大に向けて」第三者認証の取得に臨み、無事、2008年2月に認証取得を果たしました。
 今回は、認証取得の推進役を務めた、常務執行役員 ソリューション本部長の澤田氏、認証取得に向けた事務局のマネージャー、ソリューション本部 TNソリューション部 部長の上名氏、リーダーのソリューション本部 TNソリューション部 課長の内山氏にご登場いただき、認証取得のきっかけ、取得までのプロセス、取得後の効果、今後の目標などについて、幅広くお話しいただきます。


  設計・開発のプロ集団が運用保守領域でのサービス拡充に挑む

常務執行役員 ソリューション本部長 澤田氏
常務執行役員
ソリューション本部長
澤田氏
 設立時より、独自の技術ノウハウでさまざまなソフトウェアやシステムの設計・開発を得意とする、株式会社ジャパン・サービス。同社では、手掛けるソフトウェアやシステムが、顧客の事業活動にどのような影響を与えるのか、どのような効果をもたらすのかといった観点から、綿密な業務分析やコンサルティングの上流工程から着手し、顧客にベネフィットを届けるIT活用を、顧客の経営層や現場ユーザーと共に考え、最適なソリューションにまとめ上げて提供し続けてきました。
「お客さまから『ジャパン・サービスに任せてよかった』と言われるために、これまでもずっと努力してきましたが、その評価軸のひとつとして、第三者認証のISO20000取得でサービス品質をより高めていきたいという現場の思いから、認証取得に動き出しました」と今回の認証取得に着手した動機を話す、上名氏。
 一方、同社の経営サイドにも認証取得に向けた思惑がありました。
 「1989年に日本酸素株式会社(現・大陽日酸株式会社)の資本参加を受け、産業ガス分野における業務システム開発を強化していったところ、現在、親会社、グループ各社、それら以外と、ちょうど1/3ずつの売上構成になってきました。産業ガス分野で国内トップ・世界5位のシェアを誇る親会社、そしてグループ会社へのITシステムの開発・運用の面で貢献し、その技術ノウハウを武器に横展開することで、私たちは産業ガス分野で日本一のSIerを目指しています。そのためには、設計・開発に強いという事業特色に加え、運用保守まで積極的にサポートし、お客さまのIT資産をライフサイクル全体でフォローしていくことへのアピールが必要でした。
 運用保守サービスの領域に注力し、お客さまの経営と業務現場にITを有機的に結びつけるトータルサービスを展開していくためにも、認証取得は必然だったといえるでしょう」と澤田氏は説明します。
 現場と経営が「サービス品質のさらなる向上」という同じベクトルを共有していたことが、同社の「ISO20000」の認証取得の原動力となっていきました。



  主力サービスを適用範囲に「ISO20000」認証取得を目指す


ソリューション本部 TNソリューション部長 上名氏
ソリューション本部 
TNソリューション部長 
上名氏
 サービス品質の向上に関して、同社ではいち早く具体的な取り組みを展開していました。例えば、2003年7月頃よりITILに則ったITサービス・マネジメント体系を自主的に社内に構築して、サービス提供時や業務手順などに反映しています。また、2007年1月にプライバシーマークの認定取得を果たし、システム構築や運用管理で個人データを取り扱う際にも十分な対応を施しました。
 そんな同社では、2006年秋頃より「ISO20000」認証取得への機運が高まってきたのを受け、特殊ガス製造工場向け生産管理システムの「JEFIS」の運用保守サービスを対象領域に定めました。「2004年から独自に新規開発したJEFISは、2005年8月にジャパンファインプロダクツ株式会社様に基幹システムとして導入していました。先方は、川崎、小山、三重、北九州に工場を持ち、特殊ガスや原料ガスを容器に超高精度で混合充填して製造しており、生産量は日本一を誇っています。その生産管理を、300画面からなる大規模システムで賄っているのですが、導入からずっと運用保守サービスで支援しています。今後はさらに、このシステムの運用保守に力を入れるため、認証取得に相応しい事業領域と判断しました」(澤田氏)。
 製品や原料の広範なトレーサビリティの実現、品質管理の強化、ISO14001などの環境基準対応、二重化などの高度な障害対策が施された「JEFIS」の運用保守を担っている同社では、「顧客の基幹システムを預かっている身として、これまで以上に自分たちの日常業務のサービス品質を高め、任せて安心という信頼感を醸成する意味からも、まずはこの領域からISO20000認証取得を目指そう、とすんなり決まりました」(内山氏)。
 産業ガス分野で日本一のSIerを目指す同社の、「JEFIS」への注力ぶりが覗えます。



  認証取得への取り組みが業務の盲点の洗い出しにつながる


ソリューション本部 TNソリューション部課長 内山氏
ソリューション本部
TNソリューション部 課長
内山氏
 一連の品質向上への取り組みの延長線上に、今回のISO20000認証取得を掲げた同社。「『 自分たちのITサービスそのものの品質を客観的に証明しよう!』という意気込みは強かったですね」と振り返る内山氏を事務局リーダーに、同社が認証取得のプロジェクトを立ち上げたのは2007年2月でした。
 まず、手始めに「数人規模から大企業まで、5〜6社のコンサルティング会社に依頼を投げ、それぞれプレゼンしてもらいました」(澤田氏)というように、認証取得を支援してくれるパートナー探しから手を付けた様子。比較検討の結果、「当初、国内のISO20000取得企業の約1/3を手掛けたコンサルティング実績の豊富さと、担当コンサルタントの説明が的を射ていて非常にわかりやすかったことを評価した」(澤田氏)といった理由から、JMCリスクマネジメントを選びました。
 同社とJMCリスクマネジメントの両者によるプロジェクトは、2007年4月にキックオフ。それぞれで認証取得を目指す環境構築に向けた課題を精査していくと、「サービスレベル合意書や業務プロセス、手法など、ユーザーとのインターフェイス部でさまざまなドキュメントを用意して実際に使っていたのですが、見直しを図る中で書式がバラバラだったり、整合性に欠けていた部分、あと実際の業務では支障がなくても認証取得には足りない部分などに気付きました」(内山氏)と改善ポイントが顕在化してきました。「特にリスクマネジメントの領域で明文化されていないところがあった。万全の体制で臨んでおり、お客さまの方でも理解・納得はしていただいていたのですが、改めて整理整頓した上で、明確にするよう動きました」(澤田氏)。
 そこで、JMCリスクマネジメントのコンサルタントは、規格への適合判断とノウハウ提供によるアドバイスをしました。「規格や要求事項の解釈は本当に難しい。日本語訳ではともすれば曖昧でどちらともとれるモノがあったりして悩ましかったのですが、JMCリスクマネジメントの担当コンサルタントが審査員の解釈の傾向まで把握されていたので、的確なアドバイスで導いてもらえ、非常に負担軽減につながりました」(上名氏)。
 審査員と対等に意見交換できるレベルにまで導く━━そんなJMCリスクマネジメントのポリシーに共感いただいた同社の取り組みは、いよいよ佳境を迎えます。



  コンサルタント任せにせずISO20000の本質を理解しながら認証取得へ


 JMCリスクマネジメントとの協業体制のもと、同社は内部監査を続け、加えてJMCリスクマネジメントのコンサルタントらによる疑似審査や書類内容の見直しを繰り返すことで本番に備えました。これらは、同社ならではのこだわりで挑んでいきました。「今回、審査立会いのオプションもあったのですが、それを安易に採用せず、自分たちで直接対峙し、自らで指摘を聞いて、きちんと納得いくよう解釈し、それを社内にフィードバックする姿勢で臨みました。プライバシーマークの認定取得の経験を活かしたかたちです。外部の視点による指摘は、自分たちではなかなか気付かない課題を探る絶好の場ですから」(澤田氏)。
そんな同社は、2008年2月14日、見事、認証取得を果たすことに成功しました。取得後の効果を伺うと「以前よりも報告が上がってくるようになった」(上名氏)、「自分たちに足りなかったことを再認識するいい機会になった」(内山氏)、「業務プロセスの可視化が一気に進み、よりサービス品質の向上に務められる環境が整った」(澤田氏)と、それぞれ手応えを実感されているようです。
 また、「先方のJ-SOX法や内部統制への対策の、いくつかの要求事項を満たすことができると感じている」(澤田氏)と、ISO20000認証取得の有効性を感じています。「大陽日酸グループでもいち早くISO20000の認証取得に取り組み、私たちが培ってきたシステム運用保守の技術ノウハウが国際規格に適合する実力であることを証明できたのが何よりの収穫。新規顧客開拓時をはじめ事業拡大の弾みになるよう、今後は積極的にアピールしていきたい」(澤田氏)と今後の抱負を語ります。
 「継続審査はもちろん、適用範囲の拡大に向け、今後ともJMCリスクマネジメントさんの支援に期待しています」(内山氏)という同社のリクエストに、JMCリスクマネジメントでは、さらなる研鑽を重ね万全な体制のもと支援を続けていきます。


会社プロフィール
株式会社ジャパン・サービス
本     社 〒142-0062 東京都品川区小山1-3-26 東洋Bldg.3F(大陽日酸本社ビル)
U   R   L http://www.jps.tn-sanso.co.jp/
設      立 1973年6月12日
事 業 内 容 ●ITコンサルティング、業務改革コンサルティング、システムインテグレーション、システム保守運用サービス、インフラ・ネットワーク構築・運用サービス、シェアードサービス、業務効率化ノウハウ、医療関連業務サービス、ソフトウェア開発 など

お問い合わせ

株式会社JMCリスクソリューションズ
〒113-0034 東京都文京区湯島3-26-11 YMビル
TEL:03-6895-8763 FAX:03-6895-8212
JMCリスクソリューションズ お問い合わせ

Page Top